2024.01.29全国U35みらい創造会議 in TOKYOを開催しました

▲photo by Eiichiro Nagaya

2024年1月20日(土)、東京都千代田区のC-Loungeにて全国U35みらい創造会議 in TOKYOを開催しました。

「日本で最も美しい村」連合では、加盟町村地域の人口が年々少なくなる中で、小さな村で暮らすもしくは働く若者たちが、町村地域の課題や活かすべき地域資源等を改めて考え、「10年後、どんな故郷であってほしいか」をテーマとした会議を全国各地の加盟町村地域で開催してきました。

今回開催した全国U35みらい創造会議 in TOKYOでは、これまで各地で開催したU35みらい創造会議に参加した若者の選抜メンバーと、進学や就職等でふるさとを離れ、首都圏で暮らす町村出身者が東京に集まり、地元の課題を共有し、解決策などを考え、互いに交流し、今後の村づくり活動に役立てていただくことを目的に2022年から開催しています。

今回会議に参加いただいたのは、下記の町村地域の皆さんです。

北海道鶴居村山形県飯豊町長野県木曽町長野県大鹿村長野県小川村兵庫県香美町小代宮崎県椎葉村沖縄県多良間村

まず、会議冒頭に、この会議のファシリテーターを務めた河本大地氏(奈良教育大学准教授)から、本連合に加盟する町村地域の地域づくり事例などを交えて、話題提供をしていただきました。

その後、参加した皆さんから下記項目を含めたプレゼンテーションをしていただきました。プレゼンテーションの中で紹介された取り組みなどには独自の地域性を活かしたものがある一方で、課題については共通して、後継者不足や空き家問題、働く選択肢が少ないなどが挙がっていました。

(1)自己紹介
(2)在住・出身地の概要と登録地域資源の簡単な紹介
(3)町村の課題等について
(4)町村地域でのあなたの推しの動きや工夫

後半のグループディスカッションでは、本連合が2025年に20周年を迎えるにあたり、「来年は「日本で最も美しい村」連合結成20周年!20年後の自分の村と連合の姿を考えよう!」をテーマにディスカッションをしていただきました。短い時間でのディスカッションでしたが、美しい村同士の交流・企画やブランドを活かした企画を考えるのは面白いのではないかなどの意見が出ました。

<今回の議論の結果>

当日は議論内容を図式化して分析する「グラフィックレコーダー」/講師として栗村 有菜氏を会場にお招きしました。

 

 

会議終了後は、地元特産品を持ち寄った交流会を開催いたしました。参加した皆さんが地元のことをテーマに様々な話題で熱く盛り上がったひと時でした。

「日本で最も美しい村」連合では、今後も若い世代の地域住民が様々な町村地域の皆さんと互いに情報交換をしながら地域づくり活動に役立てていただける場づくりを行っていく予定です。

■本事業は「地球環境基金」の助成を受けて実施しています。

地球環境基金 | 独立行政法人環境再生保全機構 (erca.go.jp)