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わたしたちの美しい村づくり

伝統文化の伝承に力を入れている町村

【 東峰村 】

小石原民陶むら祭り

【 昭和村 】

からむし織体験生事業

平成初期から始まった事業で「都会から地方への人の流れ」を作る先駆けとして、これまでに129名が来村し、からむし織の栽培・生産工程や村の暮らしについて体験しながら学んでいる。なお、体験終了後も、35名が村に定住している

【 標津町 】

ノリウツギがつなぐ和紙生産地の吉野町と原料供給地の標津町との持続可能な新たな取り組みについて

取組内容
 ノリウツギは、全国各地に分布する灌木です。
 【糊 空 木】と書くように、手漉き和紙の原料(糊)の一つとして使用され、特に北海道に自生するノリウツギから採れる糊は、質の良い糊として長年重宝されてきたそうです。
 手漉き和紙で有名な奈良県吉野町では、北海道のノリウツギから採れる糊が使われ、国内外の重要文化財の修復などに使われる宇陀紙をはじめとする手漉き和紙を伝統的に作っており、町の重要な伝統工芸の一つになっています。
 しかし近年、北海道におけるノリウツギの資源量は様々な開発行為やシカの食害などにより、資源の減少が危惧され、今後の持続可能な糊の採取、しいては重要文化財の保存に関わるノリウツギの資源確保が危ぶまれていました。
 そうした中、特用林産物の資源利用を考えていた標津町に、和紙原料となるノリウツギに関するお話が林業試験場からもたらされ、資源量調査をした結果、膨大な資源量の存在が明らかになりました。
 その後、国宝修理装潢師連盟や文化庁の方々を始めとする調査団一行が来町し、協議の結果、現在標津町では、次年度以降のノリウツギの採取や栽培を始めとした新たな取組みを始めました。
 それとともに、ノリウツギがもたらしてくれた吉野町との出会いを両町の様々な交流や事業につながるよう、吉野町の皆様とともに、取り組んでまいりたいと考えております。

【 京極町 】

【 多良間村 】

国指定重要無形文化財に多良間の豊年祭「八月踊り」

島全体が一体となって行事等参加しに団結する。

【 まんのう町(琴南・仲南・長炭) 】

ひまわりの栽培

特色あるまちづくりとして、平成元年(1989)から旧仲南地区帆山において、減反で空いた田に景観用のひまわりを作付けしたのが始まりで、平成4年頃から景観用から搾油用のひまわりに転換し、ひまわりのタネから採れるオイルを自主生産していました。また平成12年(2000)から、約5haの農地で約25万本のひまわりを咲かせ、開花に合わせた「ひまわり祭り」を開催してきました。令和2年7月には、町内全体で17ha、100万本の栽培となっています。(2020・21年は、「ひまわりまつり」は新型コロナウイルス感染症防止対策のため中止しました)。

【 三島町 】

生活工芸運動

取組内容
原点…戦後の高度経済成長と工業製品の流入により、安い道具を購入する時代に千葉大学の講師だった宮崎清先生(千葉大学名誉教授・三島町名誉町民)が民具調査に町を訪れ、生きるためのさまざまな民具を自分の手で作り、縄文時代から暮らしの中で子や孫へ継承されてきた。雪が降るという風土だからこそ成り立ってきた暮らしを発見。

生活工芸運動…昭和56年に、暮らしの中から生まれた伝統的なものづくりの技と豊かな自然を現代の生活に活かしていく運動がはじまった。

内容・・・①多様なものづくりの拠点施設「三島町生活工芸館」「工人の館」
    ②冬のものづくり教室の開催(1月~2月限定)
    ③「三島町生活工芸アカデミー事業」
     ⇒平成29年度からスタート。地区の空き家で共同生活をしながら、1年間、
      山村生活と生活工芸(編み組細工等、ものづくり)を学ぶ制度。
      【実績】1期生(平成29年度)4名⇒2名定住
          2期生(平成30年度)5名⇒3名定住(現在1名)
          3期生(平成31年令和元年度)4名⇒4名定住
          4期生(令和2年度)1名⇒1名定住
          ※令和3年度、令和4年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止
           のため中止
    ④「生活工芸伝承生制度」…4年間、ものづくりを通して生活工芸館で従事。