2025.03.31【開催しました】全国U35みらい創造会議 in TOKYO

▲photo by Eiichiro Nagaya

2025年3月8日(土)東京都港区浜松町PacificHubにて全国U35みらい創造会議 inTOKYOを開催しました。

「日本で最も美しい村」連合では、U35みらい創造会議と題して、年々人口が減少傾向にある小さな村で暮らす・働く若者たちが、「10年後、どんな故郷であってほしいか」というテーマを軸に、町村地域の課題や活かすべき地域資源等を改めて考える会議を開催しています。

<参加メンバー>
東京での開催3回目となる今回は、2025年1月に開催されたU35みらい創造会議 in 北海道東および2025年2月に開催されたU35みらい創造会議 in 松本市に参加した若者の選抜メンバーのほか、下記町村地域からもこの取り組みに関心がある若者が集まりました。

北海道鶴居村秋田県小坂町山形県飯豊町山形県大蔵村長野県木曽町長野県大鹿村長野県原村長野県高山村京都府伊根町香川県まんのう町宮崎県椎葉村

さらに、現在は故郷を離れ首都圏で暮らす町村出身者も参加し、それぞれの目線で地元の未来を語り合いました。

<ファシリテーター>

「日本で最も美しい村」連合 資格審査委員の河本大地氏(奈良教育大学准教授)に務めていただきました。

会議は、河本氏による本連合教育ネットワーク等の話題提供から始まり、その後参加者の皆さんに下記項目を含めた地元プレゼンテーションをしていただきました。


(1)自己紹介
(2)在住・出身地の概要と登録地域資源の簡単な紹介
(3)町村の課題等について
(4)町村地域でのあなたの推しの動きや工夫

プレゼンテーションの中で紹介された取り組みなどには独自の地域性を活かしたものがある一方で、課題については共通して、後継者不足や高齢化、空き家問題などが挙がりました。

会議後半は、本連合が今年20周年を迎えるにあたり「美しい村連合の繋がりを活かしてやりたいこと」をテーマにディスカッションをしていただきました。短い時間でのディスカッションでしたが、シーディングプロジェクトや交換留学など具体的な提案が多く出ました。

<今回の議論の結果>

当日は議論内容を図式化して分析する「グラフィックレコーダー」/講師として高田 有菜氏を会場にお招きしました。

 

会議終了後は、前回のU35みらい創造会議がきっかけで出会った若者の有志たちの企画・運営で、参加者が各村の特産品やお酒持ち寄り交流しました。

また、今回はシェフレピ様にご協力いただき、加盟町村地域の食材を使った料理もご準備いただきました。

それぞれが地元をテーマに熱く語り合う素敵な雰囲気で、今後新たな連携が生まれるのでは…と感じることができる会となりました。

 

今回ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

今後も、全国各地でU35みらい創造会議を開催しますので、ぜひご参加ください。

■本事業は「地球環境基金」の助成を受けて実施しています。

地球環境基金 | 独立行政法人環境再生保全機構 (erca.go.jp)