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福島県昭和村しょうわ

昭和村は、福島県の南西部に位置し、奥会津の雄大な山々に囲まれ、村の中心部には、只見川の支流である野尻川が流れ、湿原や渓谷が点在するなど自然美の宝庫です。古より守り伝えられてきた「からむし織」は、軽く丈夫で、その涼しい着心地は「氷をまとったよう」と表現されています。

希少なからむし織とともに、日本一の生産地となっているカスミソウは、およそ30年前から昼夜の寒暖の差を活かして栽培が盛んになりました。夏でも涼しい環境は、そよ風を運び、初夏から晩秋にかけて「満点の星」を思わせる無数の花を咲かせます。

築80年超の木造校舎「喰丸小」や古民家、四季折々の美しさを見せる豊かな自然が広がる風景は、日本の原風景とも言え、昔懐かしさを感じさせてくれます。また、この村に住む人々は、自然の恵みを享受し、自然に寄り添った暮らしの営みを昔ながらに続けています。

未来に残したい昭和村の特徴~連合に登録されている地域資源~

  • 古より伝わるからむし織の里
    古より伝わるからむし織の里

    「からむし」とは、イラクサ科カラムシ属の多年草で、一般には苧(お)・苧麻(ちょま)とも呼ばれ、その繊維は青苧(あおそ)とも呼ばれますが、昭和村ではどちらも「からむし」と呼び、本州で唯一の生産地となっています。弾力性があり、通気性、吸湿性に優れ、織り上がった反物は「氷をまとったよう」と表現されるような冷涼感を持っています。本村において栽培されたからむしは、その繊維を新潟の小千谷縮布や越後上布の原料として供給しておりユネスコ無形文化遺産を支え続けています。

    原料を生産するための畑づくりから栽培、からむし引き、糸づくり、織りまで一貫して手作業にて生産される工程の伝承は、文化的にも価値が高く、平成23年には「会津のからむし生産用具及び製品384点」が国重要有形民俗文化財に、平成29年には国の伝統的工芸品として「奥会津昭和からむし織」が指定されるなど高く評価されています。

  • 日本一のカスミソウと木造校舎が残る昔懐かしい農山村風景
    日本一のカスミソウと木造校舎が残る昔懐かしい農山村風景

    村の基幹産業は、農業であり、昭和後期から平成にかけて、葉タバコ耕作者の大部分が廃作し、これに代わる作目として花卉に注目して本格的に取り組んだところ、「宿根カスミソウ」は、昼夜の寒暖差が大きい村の気象条件にも合致し、品質も業界から高い評価を得て、現在、夏秋期の生産量の全国シェア約6割、日本一の産地となっています。

     自然豊かな風景は、春夏秋冬さまざまな表情を見せてくれますが、特に、秋は、樹木の紅葉が鏡のような水面に映る湿原地帯を中心に、格別な美しさを放っています。また、昭和12年に建築された木造校舎の旧喰丸小学校は、幾度の解体危機を乗り越えて、映画「ハーメルン」の舞台となったことを契機に保存への機運が高まり、平成30年春、交流・観光拠点施設「喰丸小」として生まれ変わり、村内外から数多くの観光客が訪れています。

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アクセス・お問い合わせ

昭和村役場

福島県大沼郡昭和村大字下中津川字中島652
TEL 0241-57-2111
FAX 0241-57-3044

お車でお越しの場合:
<東京方面から> 東京→東北自動車道(160㎞)→西那須野塩原I.C.→国道400号・121号(53㎞)→南会津町(20km)→昭和村

電車・バスでお越しの場合:
<東京方面から>
浅草駅(東武線・会津鬼怒川線・会津鉄道線)→会津田島駅→駅前バス停より委託バス<乗車時間 約40分>→昭和村※12月から3月の間、委託バスは運休となります。

東京駅(東北新幹線)→郡山駅(磐越西線)→会津若松駅(只見線)→会津川口駅→駅前バス停より路線バス<乗車時間 約30分>→昭和村

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