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「世界で最も美しい村」連合会 The Most Beautiful Villages in the World

The Most Beautiful Villages of the World

「日本で最も美しい村」連合は2010年に「世界で最も美しい村」連合会に加盟、
日本以外には、フランス、イタリア、ベルギーのワロン、の3カ国が世界連合会に加盟しています。
2012年にはカナダのケベックが加盟し、世界連合会の総会が開催されました。
各国の最も美しい村協会は、独自のシンボルと言えるロゴマークを保有しており、
そのロゴが各国の特徴を表しています。
世界連合会には、各国内での5年以上の活動成果を評価して入会が認められています。

フランスの最も美しい村協会

フランスは、コミューン(基礎自治体)が36697(2011年1月)も存在する地方分権型社会。古くから歴史的文化財や世襲財産は法的に保護されてきました。一方、日本と同様に、美しい村であっても過疎化や高齢化は急速に進みました。 1982年に64の村で始まった「フランスの最も美しい村」協会は、歴史的財産などの地域の特色を観光資源として付加価値を高め、小規模な農村を保護する運動を広めるためにネットワーク化を図り、協働してプロモーション、コミュニケーションを行う場として設立されました。国の政策としてもコミューンの存続は「フランスの文化遺産」として合併政策が転換され、広域連携へと進みました。協会本部はコロン・ラ・ルージュ(Collonges-la-Rouge)の村役場にありますが、資格審査の事務局はクレルモンフェランにあるなど機能は分散しています。2015年末現在、155の村が加盟しています。村の加盟は審査委員が審査を行い、品質委員会で合否が判定されます。再審査で基準を満たさない村は除名される等、「フランスで最も美しい村」協会加盟がステータスとなっています。 「フランスの最も美しい村」の共通的な特徴は地域全体の建物の同質性や周囲の自然環境に同化した集合景観です。

ワロン(ベルギー)の最も美しい村協会

ベルギー南部フランスと国境を接する仏語圏のワロン地方には自然豊かな小さな村が点在し、24の村が、「ベルギーの最も美しい村」として登録されています。協会の設立は1994年と仏に次いで古く、数十人から数百人規模の小さな自然豊かで伝統的な家が並ぶ村が選ばれているのが共通的な特徴ですが、5つの州ごとに異なる顔も持っています。エノー州は森に囲まれた自然豊かな環境、ナミュール州は砂岩や石灰岩の淡い色の家々が、ブラバン・ワロン州は白い石ゴベルタンジュの家が、リエージュ州は牧草地・渓谷など自然が美しく、リュクサンブール州は石灰岩で作られた家々の外壁が季節毎の花で埋まります。

イタリアの最も美しい村協会

イタリアは基礎自治体(コムーネ)が8100あり、中規模の自治体が多く、各自治体は将来を見据えて都市計画図を作成、これがまちづくりの基本となっています。「イタリアの最も美しい村」協会が設立されたのは2001年。以降地域活性化の柱として、ツーリズム産業や修景事業に注力して順調に成長を遂げ、2014年末現在、245の村が加盟しています。協会本部は代表加盟町村の役場にあるのではなく、首都のローマに本部を設けて専任の事務局長を置き、ブランド力強化に向けたプロモーション戦略や「最も美しい村」の観光価値を評価してくれる市場のマーケティングや客先開拓、海外展開に力を入れています。イタリアでは国や県の補助金は修景コンテストで決まる事が多く、都市計画図に修景プランを落とし込む事が加盟コムーネの大事な仕事であり、協会全体としてもサポートしています。「イタリアの最も美しい村」の共通的な特徴は開放的で明るい台地上の建物の集合景観や山、湖、海、農村の雄大な景観。「最も美しい村」の収益モデルを定め、何処で稼ぎ何に投資するのか、「最も美しい村」の観光価値を評価してくれる市場のマーケティングや海外展開に力を入れています。

ケベック(カナダ)の最も美しい村協会

カナダのセントローレンス川流域の仏語圏のケベック州は17世紀に始まった歴史を持ち、建築物の歴史遺産と自然豊かな景観に恵まれています。セントローレンス川沿いの両岸の11地域の36の村が「ケベック州の最も美しい村」に選ばれています。協会は1998年の設立で、観光客を増やす事と歴史遺産の品質維持を目的に設立されました。

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