2026.07.132026年度定期総会・学習会を香川県まんのう町で開催しました
2026年6月25日(木)、香川県まんのう町の「まんのう町町民文化ホール」において、NPO法人「日本で最も美しい村」連合の2026年度定期総会を開催しました。
「日本で最も美しい村」連合は、失ったら二度と取り戻すことのできない農山漁村の景観や文化を守り、地域の自立と活性化を目指して活動する団体です。全国57の町村・地域をはじめ、企業や団体などが会員として活動に参加しています。
今回の定期総会には、全国の加盟町村や会員企業・団体などから多くの関係者が出席し、2025年度の活動実績や決算、2026年度の活動計画、今後の運営体制などについて審議しました。
【写真:2026年度定期総会・学習会の参加者による集合写真】
2026年度の活動方針と新たな運営体制を決定
総会開催日時点の正会員総数は120名で、本人出席56名、委任状提出15名の計71名により、総会は適法に成立しました。
総会では、次の報告及び議案について審議が行われました。
【報告事項】
- 2026年度特定資産(連合諸会合企画運営基金)の取り崩しについて
【議案】
- 2025年度活動報告及び決算
- 2026年度活動計画及び収支予算
- 定款の変更
- 2026年度~2027年度役員(理事・監事)の選任
審議の結果、すべての議案が原案のとおり承認されました。
このほか、2026年5月にスペインで開催された「世界の最も美しい村」国際連盟総会について、事務局及び参加者から報告を行いました。
新しい役員体制がスタートしました
今回の定期総会では、任期満了に伴う役員の改選が行われました。
総会終了後に開催した臨時理事会では、北海道鶴居村長の大石正行氏が新たに会長に選任されるとともに、3名の副会長、事業委員長及び資格委員長が選任されました。
≪会長・副会長・委員長≫
・会長
大石 正行(北海道鶴居村)
・副会長
花本 靖(徳島県上勝町)
・副会長
二宮 かおる(元カルビー株式会社 社会貢献委員長)
・副会長
宮下 健彦(長野県中川村)
・事業委員長
深澤 準弥(静岡県松崎町)
・資格委員長
山本 晴美(東北ブロック幹事・青森県田子町)
2026年度~2027年度の理事・監事については、下記の資料をご覧ください。
退任理事の皆様への御礼
今回の役員改選に伴い、次の皆様が理事を退任されました。
- 吉本 秀樹氏(前会長・京都府伊根町長)
- 塚越 寛氏(伊那食品工業株式会社)
- 福井 敏夫氏(中日本氷糖株式会社)
- 市原 実氏
- 馬場 希氏(北海道ブロック幹事・北海道赤井川村)
- 押山 利一氏(東北ブロック幹事・福島県大玉村)
- 染野 隆嗣氏(関東・中部ブロック幹事・長野県小川村)
- 芝田 秀数氏(近畿ブロック幹事・奈良県曽爾村)
- 澤田 和廣氏(中国・四国ブロック幹事・高知県本山町)
退任された皆様には、理事として当連合の運営と活動の推進にご尽力いただきました。これまでのご貢献に、心より感謝申し上げます。
なかでも、吉本秀樹氏、塚越寛氏、福井敏夫氏、市原実氏には、長年にわたり理事として当連合の発展を支えていただきました。
吉本秀樹氏には会長として連合を率いていただくとともに、塚越寛氏、福井敏夫氏、市原実氏にも、それぞれのお立場から長きにわたり連合の活動に多大なるご尽力をいただきました。改めて深い敬意と感謝を申し上げます。
地域の未来を考える学習会を開催
定期総会終了後には、加盟町村や会員企業・団体の皆様がともに学び、これからの地域づくりについて考える学習会を開催しました。
はじめに、まんのう町立仲南小学校5年生の皆さんから、「ひまわり学習から学んだこと」をテーマに発表していただきました。
児童の皆さんは、地域での学習を通じて感じたことや学んだことを、自分たちの言葉で生き生きと伝えてくれました。地域の未来を担う子どもたちの発表は、参加者にとって、地域の魅力や次世代への継承について改めて考える機会となりました。
【写真:「ひまわり学習から学んだこと」を発表する仲南小学校5年生の皆さん】
続いて、まんのう美しいまちづくり協議会の岩倉節夫会長から、まんのう町における地域づくりの取り組みについてご紹介いただきました。
記念講演では、幸南食糧グループ取締役会長の川西修氏を講師に迎え、「村や町の未来は人で変わる」と題してご講演いただきました。
企業経営や地域との関わりを通じたご自身の経験をもとに、地域における人のつながりやリーダーの役割、変化の時代に求められる考え方などについてお話しいただきました。
【写真:「村や町の未来は人で変わる」と題して講演する川西修氏】
その後は、参加者が関心のあるテーマを選んで参加する分科会形式で、次の4つのパネルディスカッションを開催しました。
- 官民連携×地域共創
「地域の人・資源は誰のものか―共創による地域経営の再設計―」 - 文化継承×コミュニティ
「文化は守るものか、更新されるものか―保存・継承の再定義―」 - 越境×地域づくりとものづくり
「越境人材が地域の常識を覆し編集する―越境人材の創造力と可能性―」 - エコツーリズム
「風景を消費しない観光―学びと関係性を生む体験設計―」
各会場では、地域づくりの実践者と参加者による活発な意見交換が行われ、全国各地の事例や考え方を共有する貴重な機会となりました。
【写真:4つのテーマに分かれて行われたパネルディスカッション】
地域の食を囲んだ交流
定期総会前日の6月24日(水)には、理事会を開催し、翌日の定期総会に提出する議案などを確認しました。
理事会後には、まんのう町内の「SUNNYSIDE FIELDS(サニーサイドフィールズ)」を会場に、理事・監事による交流会を開催しました。
料理を担当したのは、当連合の「U35みらい創造会議」を通じて活動に関わっている、まんのう町の古河晴輝さんと北海道鶴居村の服部大地さんです。
5月にスペインで開催された「世界の最も美しい村」国際連盟総会にも参加した古河さんの経験を生かし、まんのう町の食材を取り入れたスペイン料理が振る舞われました。地域を越えて生まれたつながりと、開催地の食の魅力を感じる交流の場となりました。
【写真:まんのう町の食材を取り入れたスペイン料理が並んだ交流会】
まんのう町内の視察研修は中止となりました
翌6月26日(金)には、まんのう町内を巡る視察研修を予定していましたが、台風7号の影響により、参加者の安全を考慮して中止となりました。
地域の魅力や取り組みを現地で学ぶ貴重な機会であったため、中止は大変残念ではありましたが、視察研修の企画・準備にご尽力いただきましたまんのう町及び関係者の皆様に、改めて感謝申し上げます。
定期総会及び学習会の開催にあたり、多大なるご協力をいただきました香川県まんのう町、まんのう美しいまちづくり協議会をはじめ、講師、登壇者、関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
「日本で最も美しい村」連合は、新しい役員体制のもと、加盟町村や会員、応援してくださる皆様とともに、それぞれの地域に受け継がれてきた美しい景観、文化、暮らしを未来へつなぐ活動を進めてまいります。
