2025.11.21第4回「日本で最も美しい村まつり」開催報告

2025年10月25日(土)東京ポートシティ竹芝(東京都・港区)にて、「第4回日本で最も美しい村まつり」が開催されました。当日は雨の予報が出ておりましたが、開場と同時に多くのお客様にご来場いただき、昨年を上回る約3,000名の方々が来場されました。

今回のまつりでは、山口県阿武町の福賀神楽、北海道江差町の江差追分、鹿児島県喜界町の奄美シマ唄といった、地域の誇る伝統芸能がステージで披露され、ホールの席が満席となるほどの大盛況でした。それぞれの演目は来場者の心に深く響き、多くの拍手が送られました。

また、全国から19の町村が出店した「美しい村マルシェ」では、それぞれの地域の特産品がずらりと並び、訪れた人々は食べて・見て・話して、村の魅力を五感で楽しむひとときを過ごしました。出店者との温かな交流も好評で、「村の方とのふれあいが心に残った」との声が多く聞かれました。

さらに、今年は昨年の課題であった温かい食事の提供にも取り組みました。U35みらい創造会議のネットワークを活かし、若手シェフと「日本で最も美しい村」連合が連携した特別ブースを展開。各地の食材を活かした料理は、「素材の味が生きていて美味しかった」と大変好評でした。

来場者アンケートでは、満足度の平均が4.25点(5点満点)と高く、85%以上が「満足」と評価。「地域の魅力を一度に体験できた」「自然や人の温かさを感じられた」などのコメントが多く寄せられました。

また、「キャンプ場の話を聞いて行ってみたくなった」「地元の人の話が印象的で、町のことをもっと知りたくなった」といった声もあり、本イベントが地域への関心を高めるきっかけとなったことがうかがえます。

≪ステージの様子≫

【伝統芸能披露】

■山口県阿武町の福賀神楽

■北海道江差町の江差追分

■鹿児島県喜界町の奄美シマ唄

【村担当者による“村自慢PR”】

≪マルシェの様子≫

来年度に向けては、来場者と村民の自然な会話を促す演出や、子ども向け体験のさらなる充実、SNSを活用した情報発信などを通じて、まつりが“地域とのつながり”を育む場として、より一層成長していくことを目指します。