2024.06.10【北海道ブロック】令和6年度日本で最も美しい村づくり北海道連携会議定期総会が開催されました

北海道9町村で構成される日本で最も美しい村づくり北海道連携会議の定期総会が5月23日(木)、加盟町である北海道美瑛町において開催されました。

定期総会には道内9町村の町村長や職員等38名が参加し、北海道連携会議の2023年度活動報告や決算報告、2024年度活動計画や予算案が協議されました。

総会後の事例発表では、北海道美瑛町の担当者より「オーバーツーリズムや滞在型観光の推進について」をテーマに美瑛町の取組事例紹介がありました。
「日本で最も美しい村」連合の発祥のまちでもある北海道美瑛町は大雪山十勝岳連峰の裾野に広がる丘陵地帯で営まれている農業の景観と、なだらかな曲線が作り出す耕作地の風景が美しい農村景観を作り出し、「丘のまちびえい」の観光資源となっています。美しい美瑛のまちを訪れる観光客は年間238万人で、美瑛町の人口の250倍もの観光客が訪れる町です。近年はオーバーツーリズムが社会問題になっており、美瑛町でも下記のような様々な対策が取られています。

・観光パトロール
・観光ルール・マナー110番(観光ルールやマナー違反行為を役場に住民が通報できる窓口)
・パーク&ライド(駅前に車を駐車してもらい周遊バスで町内をめぐる)
・混雑状況可視化システム(観光客の分散化のため)
・侵入カメラ(個人等の所有の畑や立ち入り禁止エリアに立ち入りがあると注意喚起の音声が流れる)

翌日の町内視察では、事例発表でも紹介があったオーバーツーリズム対策等について、観光施設で説明を受けました。

北海道連携会議では、北海道独自の美しい村活動を推進し、道内加盟町村の連携と北海道の財産・資源を活用した活動を実施しております。
2024年度についても様々な連携事業が予定されておりますので、詳細につきましては、本HPでも随時紹介させていただきます。

▷5月27日~11月30日まで道内9町村地域スタンプラリーを実施中です。ぜひご参加ください。【北海道9町村】美しい村スタンプラリーがはじまりました