―世界7カ国の代表が集まり、最も美しい村づくりについて議論―

NPO法人「日本で最も美しい村」連合（会長：吉本秀樹（京都府伊根町長）、事務局：東京都千代田区）が加盟する国際ネットワーク、世界の最も美しい村連合会（The Most Beautiful Villages of the World）の総会が2023年5月23日（火）～26日（金）の間、京都府伊根町で開催されますのでお知らせいたします。

■世界の最も美しい村連合会総会2023

◎開催日程：2023年5月23日（火）～26日（金）
◎開催地：（総会・視察）京都府伊根町　（４日目視察）京都府和束町
◎主催：NPO法人「日本で最も美しい村」連合
◎共催：伊根町（担当：伊根町企画観光課）、和束町（担当：和束町地域力推進課）
◎協力：海の京都DMO 伊根地域本部（伊根町観光協会）
◎後援：総務省、外務省、京都府、公益財団法人京都文化交流コンベンションビューロー

◎海外参加者：30名　※増減の可能性あり
【正加盟国】フランス4名・ベルギー3名・イタリア5名・スペイン２名
【準加盟国】スイス3名・ドイツ7名　【オブザーバー国】中国6名

◎国内参加者：54名（予定）

【「日本で最も美しい村」加盟町村地域：17加盟町村地域36名（予定）】
（北海道美瑛町・北海道鶴居村・青森県田子町・青森県佐井村・山形県飯豊町・静岡県川根本町・長野県中川村・長野県木曽町・長野県原村・岐阜県下呂市馬瀬・京都府伊根町・京都府和束町・奈良県曽爾村・岡山県新庄村・徳島県上勝町・愛媛県上島町）

【「日本で最も美しい村」連合サポーター企業：4社6名（予定）】
（中日本氷糖株式会社・株式会社グラムスリー・有限会社エクサピーコ・株式会社日本エム・アイ・エー）

【関係者：11名（連合理事、事務局、通訳等）】

■主な行程（※予定）　

★5/23 (火)1日目
18:30～夕食会＜会場：舟屋食堂、うらなぎ丸の2か所で分散開催＞

★5/24 (水)2日目
9：30～理事会（正加盟国5カ国のみ）＜伊根町コミュニティーセンターほっと館＞
10：20～総会（全ての国参加）＜伊根町コミュニティーセンターほっと館＞
12：45～昼食
13：45～各国活動プレゼンテーション
18：00～歓迎行事（伝統芸能披露）＜道の駅 舟屋の里伊根＞
18：30～懇親パーティー＜道の駅 舟屋の里伊根 レストラン舟屋＞
※懇親パーティーには京都府知事が出席予定

★5/25 (木)3日目
9：30～伊根町内視察
12：45～昼食（蒲入地区 漁港めし）
14：00～伊根町出発
※京都市内泊

★5/26(金)4日目
10：30～和束町視察
12：30～昼食（和束町内）
14：30～和束町出発＜全行程終了＞
17：00　関西国際空港（解散）

■NPO法人「日本で最も美しい村」連合（公式HP: https://utsukushii-mura.jp/）

平成の大合併により市町村合併が促進され、小さくても素晴らしい地域資源や美しい景観を持つ村の存続が難しくなってきた時期、素朴な美しい村を厳選して紹介する「フランスの最も美しい村」運動に範をとって、2005年に活動を開始しました。素晴らしい地域資源を持つ美しい町や村や地域が、「日本で最も美しい村」を宣言することで自らの地域に誇りを持ち、将来にわたって美しい地域づくりを行い、地域の活性化と自立を住民自らの手で推進することを支援しています。なかでも、生活の営みにより形成されてきた景観・環境や地域の伝統文化を守り、これらを活用することで観光的付加価値を高め、地域の資源の保護と地域経済の発展に寄与することを目的としています。「日本で最も美しい村」連合には現在全国61町村地域が加盟しています（2023年2月末現在）

■世界の最も美しい村連合会（公式HP: https://lpbvt.org/）

「最も美しい村」は世界に広がるネットワークとなっており、現在5つの正加盟国、4つの準加盟国、2つのオブザーバー国が参加しています。世界連合会内では、各国の取り組み事例共有や交流・連携をしています。世界連合会では、2年毎に正加盟国持ち回りで会長国を務め、また、毎年正加盟国持ち回りで総会を開催しています。2022年5月にイタリアで開催された世界総会において、2022年度・2023年度の世界連合会長国は日本（吉本秀樹会長）が務めること、そして2023年度の総会が京都府伊根町において開催されることが決定しました。

■世界の最も美しい村連合会総会2022

前年は2022年5月26日（木）～29日（日）までイタリアのパッシニャーノ・スル・トラジメーノにて開催されました。
総会の様子はこちらからご覧いただけます

■開催地のご紹介

≪京都府伊根町≫

伊根町は京都府北部、丹後半島の北端に位置し、東から北は日本海に面し、南は宮津市に、西は京丹後市に隣接しています。面積は62.00ｋ㎡で、約80％が森林です。内陸部には二級河川の「筒川」を中心に農地が広がり、小規模集落が点在しています。また、美しい海岸線のわずかな平地に漁業集落があり、府下有数の漁業の町を形成しています。平成5年の朝のＮＨＫ連続テレビ小説『ええにょぼ』により、全国的に名を知られるようになりました。明治22年4月の町村制の施行によって、伊根・朝妻・本庄・筒川の4ヶ村が誕生し、その後、昭和29年11月にはこの4村が合併して伊根町となりました。伊根町は特に漁業の町として繁栄してきました。また、「舟屋」の景観の他にも「浦島太郎伝説」「徐福伝説」、民俗芸能、衣食住にかかわる有形・無形の文化財など多くの資源がそのまま残された魅力ある町です。

≪京都府和束町≫

和束町は、京都府の南の端、奈良平城京と宇治平等院とのほぼ中間に位置し、 緑豊かな山腹に茶畑が広がる宇治茶の主産地です。 和束のお茶の代表は、山吹色に輝く煎茶であり、 町の中心を和束川が東西に流れ、寒暖の差が朝霧を生み、「こく」のある茶葉を育んでいます。 集落の起源は弥生時代まで遡る歴史の古い町で、鎌倉時代からの茶栽培、江戸時代には天皇直轄地となり、 現在も茶産業は主産業であり、京都府の生産量の４５％を占め、高品質宇治茶として流通、高い価格で取引されています。 この茶業の特徴でもある「茶畑景観」と「集落」が一体となった景観、茶のある生活から派生した 「茶文化」は地域の人が大切にしている地域資源です。 和束町では、緑豊かな自然や集落と一体となった 四季折々の茶畑景観を楽しむことができます。

◎お問い合わせ：

NPO法人「日本で最も美しい村」連合事務局
〒101−0044 東京都千代田区鍛冶町1-10-4 丸石ビル
TEL：03-5577-5943　/　Email: info@utsukushii-mura.jp