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京都府和束町わづか

和束町は、京都府の南の端、奈良平城京と宇治平等院とのほぼ中間に位置し、 緑豊かな山腹に茶畑が広がる宇治茶の主産地です。 和束のお茶の代表は、山吹色に輝く煎茶であり、 町の中心を和束川が東西に流れ、寒暖の差が朝霧を生み、「こく」のある茶葉を育んでいます。 集落の起源は弥生時代まで遡る歴史の古い町で、鎌倉時代からの茶栽培、江戸時代には天皇直轄地となり、 現在も茶産業は主産業であり、京都府の生産量の45%を占め、高品質宇治茶として流通、高い価格で取引されています。 この茶業の特徴でもある「茶畑景観」と「集落」が一体となった景観、茶のある生活から派生した 「茶文化」は地域の人が大切にしている地域資源です。 和束町では、緑豊かな自然や集落と一体となった 四季折々の茶畑景観を楽しむことができます。

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