多良間村は、宮古島と石垣島とのほぼ中間に位置し、北緯24度39分、東経124度42分に位置する、面積19.75k㎡で楕円形をした多良間島と、約8km離れた面積2.133k㎡のさつまいもの形をした水納島の2島からなります。多良間村は、宮古島の西方約67km、石垣島の北東約35kmの海上に位置しており、琉球王国が中継貿易で栄えた中世には、沖縄本島と宮古、八重山地域を結ぶ航海上の要所でした。本村の基幹産業は農業で、さとうきびを中心に葉たばこ、野菜等の農作物が栽培されています。また、畜産業も肉用牛を中心に盛んに行われ、現在4000頭余の肉用牛が飼育されている。