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青森県田子町たっこ

田子町は、青森県の最南端に位置し、岩手県と秋田県に隣接しています。田子町の名前の由来は諸説ありますが、この地に先住のアイヌ人の言葉で「小高い丘」を意味する「タプコプ」からきている説が最も有力です。町の面積のほとんどが山林であり、その緑豊かな山々からの清らかな湧水が人々に恵みを与えています。農業、林業、畜産業が盛んで、中でもニンニクの栽培は全国的なブランド「たっこにんにく」として田子町の知名度を高めています。

未来に残したい田子町の特徴~連合に登録されている地域資源~

  • 昔の田園風景が広がる源流と水車の郷
    昔の田園風景が広がる源流と水車の郷

    江戸時代から伝わる茅葺屋根の「水車(からうす)」は、かつては集落の至る所に点在し、地域のシンボルとして住民から愛され大切に守り続けられてきました。今では新田集落に一軒しか残っていませんが、集落を流れる小川と水車の光景は、「昔の田園風景が広がる源流と水車の郷」として貴重な景観となっています。この水車を利用し、古くから伝わる「水車による粉搗き技術」を活かした「水車そばまつり」を開催するなど、伝統文化の継承に努めています。

  • 田子神楽
    田子神楽

    田子神楽は450年以上の歴史があり、岩手・秋田・山形県の同類型の神楽に比べて囃子のテンポも速く、舞の型が複雑なのが特徴といえます。また、現代の能がまとめあげられる前の舞曲の面影をとどめているなど、芸能史的価値も高く評価されています。田子神楽は、1961年には県無形民俗文化財に指定され、1971年には国の無形民俗文化財記録作成指定を受けています。現在も田子神楽保存会が中心となり田子神楽の伝承と後継者の育成に力を入れています。

  • 日本一の「たっこにんにく」の里
    日本一の「たっこにんにく」の里

    「たっこにんにく」は青森県の中で最も長い栽培歴史を持っており、今は全国的なブランドとして知られるようになりました。平成29年には、新品種「たっこ1号」が品種登録され、産地の期待が高まっております。田子町は以前からにんにくに拘った町づくりを推進しており、にんにくの3大まつりやご当地グルメの提供などの食文化の推進だけではなく、米国や韓国などのにんにくの大産地との国際交流なども進め、産業や文化などの活性化に繋げています。

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アクセス・お問い合わせ

田子町役場

青森県三戸郡田子町大字田子字天神堂平81
TEL 0179-32-3111
FAX 0179-32-4294