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©雲海上の観測者 向山真登
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長野県大鹿村おおしか

大鹿村は長野県の南部、下伊那郡の北東部に位置し、天竜川の支流、小渋川の上流に位置します。日本列島を縦断する大断層「中央構造線」が村中心を貫き、東側は南北にのびる南アルプス連峰と西側の伊那山脈に囲まれ、村の面積248.35㎢の内の97%が山林原野で占められ、平地がわずかな、集落が急傾斜地に点在する典型的でのどかな山村です。明治22年に「大河原村」と「鹿塩村」が合併し、それぞれから1文字ずつをとって「大鹿村」となりました。村内には多くの史跡や文化財が点在し、平安の時代から都と往き来があったことがうかがえます。また江戸時代から300有余年の伝統ある「大鹿歌舞伎」の村として、全国的に名を広めています。

未来に残したい大鹿村の特徴~連合に登録されている地域資源~

  • 大鹿歌舞伎
    大鹿歌舞伎

     江戸時代から大鹿村で伝承されてきた地芝居「大鹿歌舞伎」。地芝居は農村の最大の娯楽として、幕末から近代にかけて全国各地に盛んに行われていましたが、大鹿歌舞伎はその地芝居の原型を今日まで伝えています。昭和31年に大鹿歌舞伎保存会が発足。大鹿歌舞伎のみに残る外題や演出があり、平成29年には地芝居の分野では全国で初めて国重要無形文化財に指定されました。ドイツやオーストリアなど海外公演も行い、国内でも全国各地で依頼を受け劇場公演をこなしています。村内では年2回、春(5月3日)と秋(10月第3日曜日)の定期公演を行っています。近年では故原田芳雄さんが企画主演した「大鹿村騒動記」をはじめ映画やドラマの題材として脚光を浴びています。

  • 重要文化財福徳寺・松下家
    重要文化財福徳寺・松下家

    後醍醐天皇の第八皇子宗良親王の祈願所として知られる鎌倉時代建立と推測される醫(医)王山福徳寺や、文政3年建築された代々名主組頭の村役を勤めた名家の「松下家」など、歴史的価値の高い重要文化財が保存されており、補助金等を導入しての改修や地域住民に敷地内清掃を委 託するなどして、大切に保存に努めています。また、これら文化財の周辺一 帯を地域の住民が整備し花桃や季節の花、雑穀などを栽培し景観にも配慮がされ、春にウォーキングや写真撮 影、スケッチなどをする多くの観光客がこの地を訪れます。

  • 南アルプス山麓の集落景観
    南アルプス山麓の集落景観

    村内の随所で望むかことができる南アルプスの主峰雄大な赤石岳は、四季を通じて観る者を魅了します。特に村の中心地、大西公園から望む赤石岳と小渋橋のコラボレーションは撮影スポットとしても大変人 気です。夏季には鳥倉林道や大池高原で、中央アルプスや北アルプスまで望むことができ360度の大パノラマも楽しむことができます。また、秘かに「日本のチベット」と称される釜 沢集落では、山肌を目前に望め、秘境であるが故の静寂と、手付かずの自然景観を楽しむことができます。

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アクセス・お問い合わせ

大鹿村役場

長野県下伊那郡大鹿村大字大河原354
TEL 0265-39-2001
FAX 0265-39-2269

電車でお越しの場合: JR飯田線「伊那大島」下車 伊那大島→大鹿 バス・・・60分 タクシー・・・40分 お車でお越しの場合: 高速バスでお越しの場合
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バス・・・60分

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