兵庫県香美町は、「山陰海岸ジオパーク」のエリア内にあり、日本海から山間部まで30㎞の幅を持っています。その香美町の中でも山間部に位置する小代区は、矢田川が中心を流れ、棚田状の農地が広がる静かな田園地帯で、昔から小さな水田が多いことから小代と呼ばれてきました。
岡山・鳥取・兵庫の3県にまたがる、広大で高山が連なる「氷ノ山後山那岐山(ひょうのせんうしろやまなぎさん)国定公園」に囲まれているため、冬は積雪が3mにもなり、兵庫県という比較的南の地域にありながら2ヶ所のスキー場が営業しています。
小代は「和牛のふるさと」です。全国和牛登録協会の報告にもありますが、全国の黒毛和種繁殖雌牛の99.9%の個体が、小代の牛「田尻」の血統に繋がることが確認されています。
美方郡産の但馬牛が日本農業遺産として認定されました。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201902/0012069894.shtml