九州のほぼ中央、阿蘇外輪山のふもとに位置する南小国町は、黒川温泉をはじめとする数多くの温泉地を有し、九州最大の河川である筑後川の源流域でもあることから、豊富な水資源と美しい自然に恵まれた農山村です。 起伏が著しく、九州の中でも特に夏は冷涼で冬は降雪も多いため、高冷地野菜の栽培が盛んであり、古くから林業も生業として栄えていました。近年は温泉地観光に訪れる方々が急増しており、地域の一大産業となっています。 自然に溶け込む癒しの温泉地として知られる「黒川温泉」、美しい新緑や紅葉など四季折々の表情を見せる「瀬の本高原」や「マゼノ渓谷」、太古の遺跡ともいわれ多くの謎を秘めるパワースポット「押戸石」、木立や清流の音に囲まれ味わえる「そば街道」など、南小国町には一年を通して楽しめる魅力的な資源が溢れています。