群馬県の北西部、標高600m~2,300mに位置する中之条町の六合地区は、面積の92%を山林と原野が占める森の郷です。 山間農業地域であり、耕地のほとんどを占める畑地では、主要な農産物として野菜類、花卉、特産品「花いんげん」などの豆類が栽培されています。
また、花卉生産の振興を図り、六合の自然を活かした六合の花はブランド品として出荷されています。
群馬県の北西部、標高600m~2,300mに位置する中之条町の六合地区は、面積の92%を山林と原野が占める森の郷です。 山間農業地域であり、耕地のほとんどを占める畑地では、主要な農産物として野菜類、花卉、特産品「花いんげん」などの豆類が栽培されています。
また、花卉生産の振興を図り、六合の自然を活かした六合の花はブランド品として出荷されています。
野反湖は上信越高原国立公園内にあり、周囲を2,000m級の山々に囲まれた山岳、湖水、湿原、草原など変化に富んだ環境にあります。初夏から初秋にかけてシラネアオイやレンゲツツジ、ノゾリキスゲ等300種類以上の高山植物が咲き乱れる花の楽園となります。この自然景観を積極的に保存、高山植物の保護育成活動に取り組んでいます。
自然の力が生み出した、まるでビロードの絨毯を敷きつめたような「チャツボミゴケ」は、湧き出る鉱泉の強酸性の飛沫を浴びることで生育する希少なコケの一種で、本州で唯一、大規模な群生地を形成しています。
自然の中から生み出された六合ならではのブランド「六合の花」は、その美しさを活かしたフラワーアレンジメント等、交流施設「花楽の里」にて体験することができます。
平成18年に群馬県初の国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された赤岩は、南北に走る道沿いに、屋敷を構成する主屋、蔵、小屋が連なった昔ながらの家並みが続いています。幕末から昭和30年代に養蚕農家として建てられたものが多く、外壁よりも前に張り出した「出梁造り」、軒桁を大きく張り出した「船外出し造り」が大きな特徴となっています。
土壁3階建ての「湯本家」は、蘭学者の高野長英の隠れ家でもありました。平成23年より「町景観保存条例」が制定され、町と住民が一体となって伝統的建造物群の保存に取り組んでいます。
群馬県吾妻郡中之条町大字小雨字六合577番地1
TEL 0279-95-3111
FAX 0279-95-3832