小坂町は、秋田県の北東部、青森県(平川市・十和田市)との県境に位置し、十和田湖西湖畔を有しています。東西21.1㎞・南北14.4㎞で、十和田火山灰によって形成された広大な丘陵と十和田湖外輪山などの深い山々に囲まれ、総面積の約80%を山林原野が占めています。
その山々は古くから豊富な鉱山資源に恵まれていました。明治~大正期には、日本三大銅山と称えられた小坂鉱山のお膝元で、小坂町は県下第二の都市として発展しました。
現在は、長い間に培った製錬技術をリサイクル製錬へと移行し、町の基幹産業として製錬業の地位はゆるぎないものです。