伊根町は京都府北部、丹後半島の北端に位置し、東から北は日本海に面し、南は宮津市に、西は京丹後市に隣接しています。面積は62.00k㎡で、約80%が森林です。内陸部には二級河川の「筒川」を中心に農地が広がり、小規模集落が点在しています。また、美しい海岸線のわずかな平地に漁業集落があり、府下有数の漁業の町を形成しています。平成5年の朝のNHK連続テレビ小説『ええにょぼ』により、全国的に名を知られるようになりました。明治22年4月の町村制の施行によって、伊根・朝妻・本庄・筒川の4ヶ村が誕生し、その後、昭和29年11月にはこの4村が合併して伊根町となりました。伊根町は特に漁業の町として繁栄してきました。また、「舟屋」の景観の他にも「浦島太郎伝説」「徐福伝説」、民俗芸能、衣食住にかかわる有形・無形の文化財など多くの資源がそのまま残された魅力ある町です。