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北海道江差町えさし

北海道文化発祥の地と呼ばれている江差町に和人が住み始めたのは、歴史上では 1189 年、源義経が衣川で自刃した後に藤原泰衡の一族がこの地に上陸(渡党)したのが最初だと言われています。江戸時代には、日本海航路の北前船によるヒノキアスナロ(ヒバ)、ニシンの交易により人口も三万人を超え、いわゆる「江差の五月は江戸にもない」と謳われる程、商業の町、文化の町として発展・繁栄を極めました。
民謡の王様と言われる「江差追分」をはじめとする伝統芸能や生活文化など有形・無形の遺産が数多く伝承・保存されている他、江差沖で座礁沈没した江戸幕府の軍艦「開陽丸」が復元され、幕末のロマンを漂わせております。

未来に残したい江差町の特徴~連合に登録されている地域資源~

  • いにしえ街道
    いにしえ街道

    北海道の中で最も早く開港した港町のひとつが江差町です。江戸時代から明治時代にかけて繁栄を築いた江差町には、数多くの歴史的・文化的遺産があります。この貴重な景観を後世に伝え、訪れる人に楽しんでもらおうと、歴史を生かすまちづくり事業として整備されたのが「いにしえ街道」です。歴史的資源が数多く集積している下町地区の中歌町、姥神町一帯の旧街道を拡張し、残存の商家、民家や土蔵などを再生して、多くの観光客を迎え入れています。

  • 江差追分
    江差追分

    追分節は北前船によって江差に運ばれ、越後の「謙良(ケンリョウ)節」と信濃の追分とを加えて独特の音調を持つ「江差追分」が誕生したと言われています。毎年 9 月第 3 金土日には、全国で予選を勝ち抜いてきた追分の唄い手たちが江差に集まり、日本一を競い合う「江差追分全国大会」が開催されます。1963 年に第1回が開催されて以来、今日まで脈々と続く、民謡の全国大会としては最も歴史ある大会です。

  • 姥神大神宮渡御祭
    姥神大神宮渡御祭

    老婆(姥)が神から授かった水で、ニシンが群来て人々を救ったとされる「ニシン伝説」があり、その姥にちなんで「姥が神」として祠を建てて祀りました。毎年の豊漁によりニシン景気に沸く江差の人々が、その年の終漁後姥神様に感謝を込めて行ったのがこの大祭の始まりとされており、13台ものヤマ(山車)が北海道最古の豪華絢爛なこの夏祭りを彩ります。

移住・定住

アクセス・お問い合わせ

江差町役場

北海道檜山郡江差町字中歌町193-1
TEL 0139-52-6716
FAX 0139-52-5666

お車でお越しの場合:
函館-北斗-厚沢部-江差 約 1時間30分
(北海道新幹線)新函館北斗駅(北斗)‐江差 約1時間
木古内駅(木古内)‐江差 約 50分
札幌-八雲-乙部-江差 約 4時間30分

電車でお越しの場合:
札幌-(JR)-八雲-(バス)-江差 約 4時間
東京‐(北海道新幹線)‐新函館北斗駅(北斗)‐江差 約 6時間
東京‐(北海道新幹線)‐木古内駅(木古内)‐江差 約 5時間