阿武町は、本州の最西端山口県の北部に位置し、日本海に面し、海岸部は北長門海岸国定公園に指定されています。面積115.95k㎡のうち山林が面積の85%を占めており、町内全域が、阿武火山群により形成された萩ジオパークに指定され、豊かな自然に恵まれた一次産業を基幹産業とするまちです。
山口県阿武町あぶちょう
未来に残したい阿武町の特徴~連合に登録されている地域資源~
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阿武火山群の恵みに支えられた農漁村の暮らし
全国の道の駅発祥の地の阿武町は、阿武火山群による火山灰土壌の肥沃な大地と海中には魚が集まる瀬が拡がり、準高冷地の標高を生かした農業や定置網漁業などが盛んに行われています。
山陰でもこの地方特有の赤い石州瓦の家並みは、山の緑に映え、日本の原風景のような牧歌的な景観をなしています。
全国的にも珍しい、鳴き砂の浜清ヶ浜の清掃ボランティア、つなぐ棚田遺産にも選定された木与の棚田の保全の活動、また、耕作放棄地を防ぎ次代に美田を繋ごうとする、農事組合法人の営農の取り組みがあります。
更に、今年3月にオープンしたABUキャンプフィールドでは、こうした町内の農漁村の暮らしを体験プログラムにして、持続可能な地域循環を進めていきます。
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無角和牛
和牛とは、黒毛和種、褐毛和種、日本短角種、無角和種の4品種ですが、このうち無角和種は山口県に約200頭しかおらず、うち130頭が阿武町で飼育されています。大正9年に日本の在来和牛にスコットランド原産の角のない牛、アバディーン・アンガスを掛け合わせて誕生し、昨年100周年を迎えました。
粗食に耐えよく育つことから、役牛としてまちの暮らしの中に溶け込んでいましたが、赤身肉でサシの入らない肉質は霜降り肉への嗜好の変化から減少の一途をたどりました。こうした中、平成6年に無角和種振興公社が設立され、誕生から出荷までの一貫生産と価値向上に向けた長年の努力が身を結び、最近は赤身肉のブームや放牧など健康的な飼育に注目が集まっており、食を通じた観光コンテンツとしても更にブランド化を進めています。
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