2023.12.04【静岡県川根本町】やりました!「耐久サッカー」世界記録超え
静岡県川根本町では、11月23日から26日にかけて、「同一のサッカーの試合に出場した選手の数」の世界記録に挑むイベントが、町営徳山グラウンド(旧中川根第一小学校グラウンド)にて開催されました(https://utsukushii-mura.jp/information/4515/)。
このイベントは、川根本町や島田市川根町(三川根)の住民などの有志で構成する「SUN川根スタンドアップ!プロジェクト」が、住民自身が主役・一丸となって挑戦する機会をつくることで、人口減少が進む地域を盛り上げようと企画しました。
現在の世界記録は、2016年に南米チリで達成された2,357人。この記録を超えるため、町内だけでなく全国各地から2,371人の参加者が集まりました。
参加者は、「同じ人は2回出場できない」というルールの下、原則として30分間ごとに交代しながら、昼夜にわたり途切れることなく試合を続けました。
開催期間中には、企画の趣旨に賛同した現役Jリーガーや元日本代表選手、人気アーティストなども参加し、一般参加者と交流しながらボールをつなぎました。
また、選手の挑戦を後押ししようと、280人ものボランティアがイベントの運営を支えたほか、町内外の事業者がグラウンド脇にて飲食ブースを出店しました。
そして26日正午、試合終了の笛が鳴ると、参加者や挑戦を見守った来場者は喜びを分かち合いました。72時間にわたった試合は、325対302で緑チームが勝利しました。
試合終了後、実行委員長の石原一則さんは「小学生から80歳代のお年寄りまでさまざまな世代の方に参加いただき、『自分たちにもできるんだ!という自信につながった』といった感想も聞かれ、皆さんの心に響くイベントにすることができた」と喜びを口にしました。
今後、同団体では、今回のイベントの映像や資料を世界記録認定団体に提出し、正式な世界記録認定を目指します。