2022.12.16|静岡県 川根本町【静岡県川根本町】登録地域資源「徳山の盆踊」がユネスコ無形文化遺産に登録されました
国連教育科学文化機関(ユネスコ)は、この度、当町の伝統芸能「徳山の盆踊」を含む「風流踊(ふりゅうおどり)」を、無形文化遺産へ登録することを決定しました。
「徳山の盆踊」は約400年前から町内徳山区で継承される伝統芸能で、毎年8月15日浅間神社にて奉納されます。男子小中学生が作物を荒らす獣を追い払う様子を演じる「鹿ん舞」と、女子小中学生が浴衣姿で踊る「ヒーヤイ」、成人男性による「狂言」で構成され、交互に演じるのが特徴です。昭和63年には、国の重要無形民俗文化財に指定されました。
少子高齢化により担い手が減少しコロナ禍で披露の機会が失われる中、「徳山の盆踊」をより多くの方に知ってもらおうと、地元出身で現在は県外の専門学校で映像制作を学ぶ大久保榛菜さんが、今年の練習と本番当日の様子を紹介する動画を制作しました。
伝統の継承に向けて取り組む保存会員や子どもたちの姿を、ぜひご覧ください。