日本で最も美しい村の加盟町村地域で暮らす若者たち（35歳以下）が「10年後、どんな村であってほしいか」というテーマで議論をする『U35みらい創造会議』を2022年11月19日（土）に沖縄県多良間村で開催しました。

会議には多良間村で暮らしている4名の皆さんにお集まりいただきました。

多良間村の課題として、島であるが故の課題がいくつか挙がりました。産業分野では、耕作放棄地がゼロの状態である多良間では、限られた土地をどのように活用するのか、ただ農地の活用を促進するだけが正ではないとの意見が出ていました。また暮らし面では、キャッシュレス対応の遅さや住まいについての課題が挙がりました。人口減少が島でも課題となっている中、伝統行事を継承させるために男性だけだった踊り文化を女性も参加して継承し続けれるように、地域も変化しているそうです。島の魅力発信については、他地域との連携により、魅力を外へと発信することが必要だとの意見が出ました。

10年後、どんな村であってほしいかという議論では、多良間に帰ってきやすい雰囲気づくりや村に活気がある状態をつくることが必要だとの意見がありました。

多良間を訪れて感じたのは、お酒の席での島民同士のコミュニケーションを大事にしていること。そういった場で村の将来を考えたりされているのだろうと思います。参加した皆さんの課題が少しずつ解決の方向に向かい、10年後の理想の村の姿になってほしいです。

＜今回の議論の結果＞

▼U35みらい創造会議 in 沖縄県多良間村の会議の様子はこちらのYouTubeでもご覧いただけます。

https://youtu.be/ng1utpPs8T0

 

■本事業は「地球環境基金」の助成を受けて実施しています。

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