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わたしたちの美しい村づくり

まんのう町(琴南・仲南・長炭)が特に力を入れている分野

【 伝統文化の伝承 】

ひまわりの栽培

特色あるまちづくりとして、平成元年(1989)から旧仲南地区帆山において、減反で空いた田に景観用のひまわりを作付けしたのが始まりで、平成4年頃から景観用から搾油用のひまわりに転換し、ひまわりのタネから採れるオイルを自主生産していました。また平成12年(2000)から、約5haの農地で約25万本のひまわりを咲かせ、開花に合わせた「ひまわり祭り」を開催してきました。令和2年7月には、町内全体で17ha、100万本の栽培となっています。(2020・21年は、「ひまわりまつり」は新型コロナウイルス感染症防止対策のため中止しました)。

【 地域学習 】

地域資源を活かした取り組み

取組内容
強味でも紹介した、「ひまわり」や「そば」を活かした取り組みを進めている。ひまわりもそばも花を愛でるだけでなく、収穫された種をもとに、ひまわりはひまわりオイルを、そばはそば粉にして食としても楽しめるようになっている。どちらも観光客はもちろんのこと、関係人口を作る上においても重要な素材であり、最近は若い人や農業とは全く無縁な業種の方との交流がある。特にそばについては、グリーンツーリズム事業により播種体験から除草、収穫、そば打ちまでがセットになっており、毎年予約でいっぱいになっている。ひまわりについても小学生の総合学習を絡め、地域と学校が一緒になって地域のよいものを学習している。そばについても小学生の体験授業の一つとなっている。
このように小学生のうちから地域を誇りに思う気持ちを醸成するのに役立っているように感じている。

【 観光促進 】

ひまわりを活かした地域づくり

そこでは地域特産品等の販売のほか、特別養護老人施設の入居者を車椅子でひまわり畑の散歩のお接待、写生大会やフォトコンテストなどを実施している。子どもから若者、老人まで幅広く参加するなど、地域のコミュニティに寄与しています。
更に、ひまわりの主な作付箇所がJR土讃線の沿線であることから、JR四国と連携し、「ひまわりまつり」時における観光列車(四国まんなか千年ものがたり)の減速運転や駅への停車、駅への子ども園児による七夕飾り、アテンダントによるひまわりの種まきなど、風景を守りつつ、毎年新たな事に取り組んでいます。地域の特産品づくりにも積極的に取り組み、ひまわりの種から搾油した「ひまわり油」(現在は、ひまわりオイルと表記)や県内企業と提携して開発した「ドレッシング」のほか、加工食品としてひまわり牛の角切り肉と孟宗タケノコを使用した「ヒマワリコロッケ」なども最寄りの道の駅で販売しています。一昨年からは「ひまわり焼酎」も製造し、新たな商品展開にもチャレンジしています。