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わたしたちの美しい村づくり

南木曽町が特に力を入れている分野

【 観光促進 】

観光資源磨き上げ事業

取組内容
(実施の背景・目的)
 妻籠宿以外の、町内の観光名所への波及効果は限定的である。観光客の滞在時間が短いことが地域経済の活性化への寄与が乏しい。中山道の歴史と森林にまつわる多様な観光資源の魅力に触れながら、安心・安全に歩くための環境整備は十分とはいえない。豊かな森林資源を生かした、伝統産業が歴史的に営まれてきたが、後継者不足、技能継承、販売不振が課題となっている。
中山道と宿場に根ざした観光資源を磨き上げるとともに、街道景観に触れながら安心して歩ける環境づくりと、「木」の文化体験の実感を通して、妻籠宿と中山道ハイキングの魅力向上を図る。観光資源磨き上げにおいて、観光に関わる事業者だけでなく、伝統産業、交通事業者等との域内連携を図る。

(実施内容)
旅行業者及び案内人用の中山道案内冊子(和英併記)の作成のため、案内ポイントの写真撮影と資料収集、和英併記、写真入りでの制作を行った。
通訳ガイドとの付き合いから 日本人目線と欧米豪人の目線の違いに視点を置き制作した。(竹木巨木,神社祠,トイレ等)

セミナーの開催

町内観光関連事業者及び案内人を対象とした課題抽出と伝統産業の知識を高めるためのモニターツアー(現地研修会)や学識経験者によるセミナーの開催

【 移住政策 】

南木曽町大学連携事業

取組内容
(背景・課題)
 南木曽町では高校卒業以降、進学や就職等によって町外へ転出する住民が多く20代の若者が減少傾向にある。減少する原因として町に魅力がない、働く場所がないと話す若者が多く、地域住民が自らの地域の魅力に気づいていない者が多い。町では若者(大学生)を町に誘致し、大学が持つ知的財産や人材、学生の持つ若い力や斬新なアイデア、グローバルな感性を地域振興につなげることを目的に、中京圏の大学生を受け入れた。参加した大学生は南木曽町の魅力を発見し、地 域住民と交流することで関係人口となった。緊密な連携と協力により、地域課題への適切な対応を目的に、令和2年1 月に名城大学、令和3年2月に名古屋外国大学と包括連携協定を締結した。
1、名古屋外国語大学によるフィールドワーク
事前研修を含めて3回、学生が南木曽町に訪問してもらい、観光客を対象としたアンケートや南木曽町内の各地域の移住者や地元の方々からのヒアリングを実施。妻籠宿と南木曽町内の各観光地との連携、文化、体験などを通じた観光客の増加への提案及び観光産業を通じた移住、起業への提案を行った。合わせ観光パンフレットを作成した。
2、名城大学・名古屋外国語大学による空家を活用した移住体験住宅改修事業
町内の空家を移住者向けの建物として移住者、Uターン者、子育て世帯にむけて情報提供できるよう周辺の生活環境等も併せて間取り案を提案し、地域住民の方の意向も取り入れながらアイデアを出し合い、大学生が考えた空家改修としてパンフレットを作成した。