南木曽町は、長野県の南西部、岐阜県(中津川市)との県境に位置し、東西20km・南北15kmで山岳に囲まれ、町の中央を流れる木曽川とその支流をはさむ段丘に沿って、与川・北部・三留野・妻籠・蘭・広瀬・田立の7集落が細長く形成されています。 居住地の標高は300mから950mに及び、総面積の93%が森林(森林の70%が国有林)で占められています。町の基幹産業は木材木工業でしたが、近年は妻籠宿等の観光資源を活かした観光産業が基幹産業となっており、年間の観光地利用者数は79万5千人余(H18)となっております。
長野県南木曽町なぎそ
未来に残したい南木曽町の特徴~連合に登録されている地域資源~
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中山道「妻籠宿」
慶長6年(1601)徳川家康によって「宿駅」が定められ、江戸から42番目の宿場として整備されました。時が過ぎ、昭和に入ると経済成長の波にさらされる中、妻籠宿は江戸時代の宿場の姿を色濃く残している町並みが見直され、全国に先駆けて保存運動が起こりました。この保存運動の主体は住民組織の「妻籠を愛する会」であり、昭和46年には「妻籠宿を守る住民憲章」が制定されました。昭和48年には町独自の「妻籠宿保存条例」が制定され、町と住民が一体となって町並み保存に取り組んでおり、国の重要伝統的建造物群保存地区に登録されています。
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歴史の道「与川道」
与川地区を通る歴史の道は「与川道」(中山道の迂回路)と呼ばれ、周辺の水田や畑は地元住民のたゆまぬ努力によりよく維持されており、里山の景観とあいまって良好な山村景観を形成しています。
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田立の花馬祭りと里山景観
「花馬祭り」は、田立五宮神社神社のお祭りで、毎年10月第一日曜日に豊作・安産・家内安全などの諸願成就を感謝して行われます。その始まりは、古い文書によると今から300年程前までさかのぼると言われています。花馬は3頭立てで、稲穂を形取った竹を365本ほど差しまわしていて、花馬の名称はこうした飾りから生まれたものです。花馬の行列は、五宮神社の幟を先頭に、各地区の五色の幟が続き、そして若者による笛、太鼓の囃子方が、最後に3頭の花馬が進みます。行列は、神社までの2㎞ほどの道をゆっくりと進んでいき、神社の境内を3回廻り終えると、境内を埋めた人々が、一斉に馬に飛びついて花を奪い合います。取った花は、家内安全、田畑の虫除けの守りになると言われています。また、田立地区は町でも南に位置し温暖な気候であるため、お茶の生産が盛んなところでもあります。田畑と共に広がる美しいお茶畑の景観により、良好な里山景観が形成されています。
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アクセス・お問い合わせ
長野県木曽郡南木曽町読書3668番地1
TEL 0264-57-2001
FAX 0264-57-2270
JR中央西線 南木曽駅下車 徒歩約7分
お車でお越しの場合:
中央道 中津川ICより約30分
飛行機でお越しの場合:
中部国際空港セントレアより電車で約2時間