キャッスル・イン・ジ・エアCastle in the Air

ピアニスト・谷川公子がギタリスト・渡辺香津美と共に2007年に結成したユニット。2007年『Castle in the Air』としてアルバム制作、ライブ活動を行い、谷川公子+渡辺香津美の音楽表現として唯一無二の世界を創り出す。谷川は2008年公開の映画『火垂るの墓(実写版)』で音楽監督をつとめ、ギター曲『一億の祈り』を平和へのメッセージとして世に送り出す。また『日本で最も美しい村連合』へのテーマ曲の提供など、音楽による社会貢献をライフワークとする。 2019年公開の映画「こどもしょくどう」の音楽を担当するなど精力的に活動中。 オフィシャルWebサイト:http://ciair.net/

谷川公子 Koko Tanikawa

ピアニスト・作・編曲家

加古隆(ピアニスト・作曲家)の唯一の弟子として独特な指導を受ける。
80年代初頭における環境問題への関心から大いなる自然を見つめた作風を確立し今日にいたる。イマジナリー・ランドスケープと称する映像的で壮大なスケールの楽曲からピアノやギターのアコースティックな小品まで、美しいメロディーライン、透明感のある世界感で定評があり、演奏活動はもとより映像、演劇、舞踊とのコラボレーションや舞台、CM, 映画などの音楽制作、プロデュースまで幅広く才能を発揮する。
1997年より渡辺香津美のクリエイティブ・パートナーとしてボーダレスなコラボレーションを展開し、音楽による社会貢献をライフワークとする。初のソロピアノワークス「はじめてのピアノレッスン」(2018)をグラシムレコーズよりリリース。
オフィシャルWebサイト:http://kokotanikawa.net/

渡辺香津美 Kazumi Watanabe

ギタリスト・コンポーザー・プロデューサー

名実ともに日本が世界に誇るトップ・ジャズ・ギタリスト。17歳で衝撃のアルバムデビュー。驚異の天才ギタリスト出現と騒がれて以来、ジャズフィールドに留まらない「ギターの可能性」を探求し続け今に至る。その速いテンポで繰り出される魅惑のアドリブと芳醇な旋律、演奏技術を緻密に組み合わせることで、音の一つ一つに豊かな表現力を含ませ独自の<カズミサウンド>を創り出すことでも定評がある、まさしくワン・アンド・オンリーの存在。
現在はジャズ・フュージョンにおける多様なプロジェクト、特に2019年に10周年を迎えた「ジャズ回帰プロジェクト」と並行し、アコースティックを中心としたソロワーク<ギター・ルネッサンス>シリーズでのアルバムリリース、ライブツアーを行い、国内、海外を問わず精力的に活動中。生粋のインプロヴァイザーたる資質を活かし、作・編曲においても独自の世界を構築しクラシックギター界からの委嘱作品も好評を博す。エッセイ執筆、テレビ、ラジオ等のメディアでの露出も多く、『いち国民いち楽器』を提唱し、広く音楽文化に貢献している。ギター生活45周年を記念したアルバム「Guitar is Beautiful KW45」が第29回ミュージック・ペンクラブ音楽賞ポピュラー部門最優秀作品賞を受賞。