西目屋村は青森県津軽地方の西部南端に位置し、三方が千mクラスの山々に囲まれ、面積の9割を林野が占める山峡の村です。
村の南西に位置する白神山地は日本で初めての世界自然遺産に登録され、「ブナの森に水筒いらず」といわれるほど高い保水力を持ち、白神山地のブナ林を由来とする豊富な水は岩木川となって村中央部を流れ、下流域を潤しながら日本海へと注がれ、白神山地はまさに津軽平野一帯の水がめの役割を果たしています。
西目屋村は「世界遺産と水源の里」の名のもとに、この貴重な自然を後世に残すべく、自然と共生する村づくりを進めています。