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吉野町
伝統の技が生きる「国栖の里」

伝統の技が生きる「国栖の里」

2016.03.25

宮滝から吉野川上流へ約5kmにある「国栖の里」。

吉野和紙は、大海人皇子が養蚕と共に村に伝えたのが始まりと言われています。明治中期頃までは、 国栖地区を中心に和紙の原料である楮が栽培され、国栖の約半数戸で和紙作りを行っていました。
第二次世界大戦を境に需要が減ったものの、近年になっては優れた風合いと粘り強さを備えた 高級和紙の良さが求められています。楮を清流にさらし、一枚一枚丹念に漉いた和紙が庭先に干される 様は冬の風物詩です。このような状況を谷崎潤一郎は『吉野葛』の中で記しています。
現在も昔ながらの手作業で漉き上げられ、暖かい手触りが心を和ませてくれます。優れた紙が生まれる 何よりの条件は、美しい空気と清らかな水に恵まれること。その点では、ここは紙漉きに恵まれた 山里といえるでしょう。

今回紹介した
スポットへのアクセス

紙すきの里

紙すきの里
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今でも一枚一枚丹念に漉いた和紙が庭先に干される 様は冬の風物詩です。和紙ならではのしなやかさや、柔らかい質感と深みのある風合いが愛され、美術工芸品や美しいインテリアなどにも利用されています。
国栖の里は、手漉き体験や割り箸づくり、木工、陶芸、ガラス細工など、さまざまな体験ができる「ものづくりの里」です。ご家族やお子様といっしょにぜひ絶好の景色を楽しむとともにものづくりを体験しにお越し下さい。

奈良県吉野郡吉野町窪垣内
  • バスでお越しの場合:

    大和上市駅・・・コミュニティバス約30分「窪垣内」バス停下車

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